奈良市

【奈良市】奈良観光で「興福寺」は外せない!五重塔や阿修羅像から古都を思う

近鉄奈良駅から徒歩5分ほど。奈良公園の入口あたりにあるのが興福寺です。

立派な五重塔が美しく、また美男子の仏像として有名な阿修羅を拝観することができるため、奈良観光では大人気のスポット。

2010年の遷都1300年祭より再建していた中金堂が2018年にいよいよ落慶するとあって、最近話題となっています。

興福寺は見て回るポイントが多いので、今回は東金堂から順に回って見どころをご紹介ます。

病気の完治を願って建てられた東金堂

興福寺東金堂

東金堂(とうこんどう)は、国宝にも指定され、聖武天皇が叔母の元正太上天皇の病気の完治を願って神亀3年(726)に建てられました。6度の被災と再建を繰り返し、現在の建物は応永22年(1415)に再建されたものです。

拝観料(300円)をお納めすると中に入ることもできます。

日本の木造塔の中で2番目に高い五重塔

興福寺五重塔

五重塔は天平2年(730)に造立。現在の建物は5回の被災・再建を経て、応永33年(1426)頃に再建されたものです。

本瓦葺きの塔で、高さは50.1m、国宝で現存する日本の木造塔の中では京都東寺に次いで高いとされています。

彩色鮮やかな南円堂

南円堂

南円堂は藤原冬嗣が父内麻呂の冥福を願って弘仁4年(813)に建てられた八角円堂(重要文化財)です。現在の建物は寛政元年(1789)頃に再建され、彩色も鮮やかで常に観光客がお参りしています。

お堂の前の藤棚が美しいことで有名ですが、訪れた時期は見事な金柑の木がたわわに実をつけていました。昔の人も藤の花を愛でて金柑の実を食したのかなと思いがよぎります。

興福寺で最古の三重塔

三重塔

三重塔は康治2年(1143)に創建。その後、治承4年(1180)に被災しましたが、間もなく再建され、北円堂(ほくえんどう)とともに興福寺最古の建物(国宝)となっています。

五重塔ほどのインパクトはないですがなんとも風情があるのが特徴。観光客も少なく、別世界のような空間が広がっていてひとり旅にはおすすめのスポットです。

最も美しいと賞賛される北円堂

北円堂

北円堂は興福寺創建者藤原不比等の一周忌にあたる養老5年(721)に建てられた八角円堂(国宝)です。

南円堂と違って彩色がないですがそれもそのはず。治承4年(1180)の被災後、承元4年(1210)頃に再建されたもので、三重塔とともに現存する興福寺の中では最も古い建物となっています。

八角の形が美しく、日本に現存する八角円堂のなかでは、最も美しい堂と賞賛されています。

天平様式の建物に再建予定の中金堂

中金堂

中金堂(ちゅうこんどう)は興福寺伽藍の中心になる最も重要な建物。6回の焼失と再建の後享保2年(1717)に焼失しましたが、文政2年(1819)に仮堂として再建されました。

しかし、老朽化により解体され、天平様式の建物に再建(復元)予定となっています。

食堂の外観を復元した国宝館

国宝館

国宝館は僧侶が集団で食事をする、奈良時代創建当初の食堂を復元した建物。最近リニューアルされたとあってなんとなく現代的な雰囲気が感じられる建物です。

この中に美少年阿修羅像がおられます。阿修羅とあわせて8体で群像となっておりその姿は圧巻です。

奈良らしい情緒と国宝や重要文化財溢れる興福寺。敷地内はあちこちに鹿もいます。行きやすい場所でもありますので、ぜひとも奈良観光のひとつに組み込んでみてはいかがでしょうか。

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石川つむぎ
石川つむぎ
「知らなかったものに出会える」そんな旅が大好きです。景色、歴史、食べ物、言葉。そして自分の中の感性や感情。それらと出会えたときの気持ちを大切に文章に綴っていきたいなと思っています。みなさんもhave a nice trip!!