明日香村

【明日香村】古墳時代の象徴ともいえる国内最大級の「石舞台古墳」

石舞台古墳

奈良県の中央あたりにはいくつかの古墳があります。今回はそのひとつ、蘇我馬子のお墓ともいわれている「石舞台古墳」をご紹介します。

ぽつんと佇む石舞台

平和な風景

まず目に飛び込むのがなんとも平和なこの風景!

四季それぞれに日本の風景を感じることができるこの場所にぽつんと、でもものすごい存在感で石舞台がそこにあります。

石舞台

周りを一周回ってみましょう。長年風雨にさらされても力強さとパワーを放っている気がします。

石舞台

なんだかなにかの生き物のようにも見えますね。

供えられた花

お花も供えられています。

もともとはこの上に封土があったとのこと。1000年以上もの歳月を経てそれらはすっかり失われ、天井石であるこの石がドンと露出した姿になっているのです。

中にも入ることが可能

お墓の中へ

中に入ってみるとひんやり。そして静か。そして中にすっぽり入ると感じます。この積み上げられただけの石が絶対に崩れてこないだろうという絶対的な安心感。

どっしりしているのです。重機も何もなかった昔の人が造り上げたこの巨大なお墓にはどれだけの知恵と労働力が注ぎ込まれているのでしょうか・・・。

石舞台と言われる理由

さてさて話は変わりまして、石舞台とは言い得て妙ですよね。

この形状からそのまま石舞台古墳と呼ばれているようですが、「昔狐が女性に化けて石の上で舞を見せた」話や、「この地にやってきた旅芸人が躍るところがなかったため仕方なくこの石の上で舞台を披露した」などといった言い伝えもあります。

近年では「この辺りの遠足といえばここに登ってお弁当を食べた」などという話も。

どこまで本当なのか??と思ったら、この上に登ってお弁当を食べている写真は残っていました。地元ボランティアの方のおもしろいお話とともに写真を見せていただけますよ。

ちなみに今現在は飲食NGですのでお気をつけください。

バーチャル眼鏡で造っている工程を体験

石舞台古墳

しばらくこの穏やかなこの空気を堪能しているうちにもくもくと湧き上がる疑問・・・。

「それにしてもどうやってこんな大きなものを運んだんだろう」

そのあたりの疑問も今はすっきり解決。バーチャル眼鏡の貸し出しが行われていました。わずか数分の映像でしたが、これをつけると当時どのようにして造られたかがよくわかります。

隙間なく積み上げたというよりは、大きさの合いそうな石をのせたあとに削り上げたようです。なるほど。内側のあのパズルのようなぴったりはまった感はそういう仕組みだったのですね。

石舞台古墳の内部

これが6世紀と21世紀の融合!!昔も現代も頭を使って生きているのが人間なんだなとしみじみ感じました。

この地で何世紀にもわたって鎮座し、多くの人を見てきたこの石舞台。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。ほかでは決して見ることのできない景色が広がっていますよ。

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石川つむぎ
石川つむぎ
「知らなかったものに出会える」そんな旅が大好きです。景色、歴史、食べ物、言葉。そして自分の中の感性や感情。それらと出会えたときの気持ちを大切に文章に綴っていきたいなと思っています。みなさんもhave a nice trip!!